法化と非法化の考え方について

『Getting To Yes』の方では、ポジションの上で交渉するなということが書かれている。つまりポジションにとらわれていると、Egoと一体化して新たな利害を生んだり、相互理解が進まなかったり、「対立」や「闘争」の関係を生み出したりするのである。

『Getting Past No』の方では前著の論点を5つの点でまとめている。

①やり返すな・一息入れろ

②言い返すな・歩み寄れ

③拒むな・再構成せよ

④急かすな・道を作れ

⑤切れるな・道を示せである。

以上が「非法化」についてのまとめである。

近年「非法化」の動きが顕著になってきているが、これは今まであった「法化」の動きと逆流するということである。裁判所をさらに増設したり、裁判にかかる時間を短縮する制度を考えたりするなど、より「法化」を進めることもできたであろう。しかし近年になって「非法化」のような動きが取り入れられつつあることは興味深いことである。